令和6年度 処遇改善実績報告について
7月といえば「処遇改善加算の実績報告」の時期と言っていいほど、この数年毎年業務をしていたらすっかり初夏の風物詩となってしまいました。
そろそろ、事業所あてに自治体から提出の案内が届くころだと思います。
一足先に厚生労働省のホームページで書式が掲載されておりましたので、確認できた点をお伝えしていきます。
今年度の実績報告書では、令和6年4月5月までの旧加算、6月以降の新加算についての記載を分ける箇所がありました。
区分を間違えて入力しないように、令和6年4月に提出された処遇改善計画書を見て、事業所の旧加算の区分、6月以降の新加算の区分を確認しておきましょう。
そして、処遇改善加算金は、旧加算分、新加算分とそれぞれ分けて入力する箇所がありましたので、前もって集計をしておくと楽です。
職員さんへの加算金の支払いについては、旧加算、新加算とまとめて記載するようになっておりました!!
今までの実績報告書にはなかった項目で、
「令和5年と比較して令和6年に増加する加算額を原資として行う新たな賃金改善額について」問われる欄があります。
これは、昨年の報酬改定で処遇改善加算金が増加した分とあわせて、月額の支払がいくら増えたか確認する項目ではないかと思われます。そのほかの項目は以前より簡素化されており、集計は個人的に楽になったなという印象です。
以前に比べて書式が簡素化されており、書類の作成は以前ほど頭を悩ませなくて良くなったかな・・
毎日暑くて大変ですが、7月末の期限に向けて準備を整えて行きましょう。